療育に関わっていると、耳にすることもあるソーシャルスキル、あるいはソーシャルスキルトレーニング(SST)ですが、トレーニング場面で多いのは、言語聴覚士さんなどが机上学習で取り組まれることを見学されたこともあると思います。
人は生活年齢が上がっていく中で、様々な情報や体験から認識して「こういう時にはこうすればいいのだ」と理解し、次の場面では適切な対応をしていくものです。
急に、はじめての体験に出会い、対応の方法が分からず失敗してしまうことで自己肯定感は育ちにくくなります。ですので、そういった場面を想定しながら騎乗学習をしていくのですが、学んだことを汎化できるようになるまでは、大変さがあります。
私としては、エラーの無い実際の体験を通して、より具体的にイメージがしやすくなると考えます。
簡単にソーシャルスキルと言っても、非常にたくさんの項目がありますし、それをすべて机上でまなぶことは難しいのではと思っています。
大人型しっかりと先に見えている活動の予測をしながら、子どもたちにはストレスなく楽しかったという体験んの中でこそ、スキルは身についていくのでは無いでしょうか?
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